​写真：沖縄公文書館

コロナ禍を通じて、

1人の力がなんと無力であるかさを大いに感じる日々でした。

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私の知る限り圧倒的多くの人が争いを求めていません。

争いが起きる理由は様々あるでしょう。

そしてそれを止める手立てもあるのでしょう。

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ですが、恒久たる平和が訪れる気配はありません。

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先の大戦で懸命に命を繋いだ彼等の先に我々はいます。

誰も求めていない凄惨な死を迎えた彼らの上に我々は立っています。

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私1人に世界を変える力はありません。

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ですが、世界を変えられる誰かが、世界が平和に導かれる力や技術が生まれる可能性を信じ、この事業を行います。

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10年後全てが無駄になるかも知れません。

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​ですが、たとえ無駄になろうともこの国に生まれたからには、「平和」を諦めず、求め、行動し続ける事が義務だと感じています。

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力のない私は皆さまが満足できる報酬をお渡しできる事が出来ません。

未来を担保する事が出来ません。

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​ですが、どうか、恒久なる平和への一縷の望みを信じる私達にお力をお貸しください。